労働安全衛生コンサルティング

労働災害は長期的には減少傾向にありますが、現在も年間12万7千人を超える死傷者(4日以上の休業者)が発生しており、死亡者数も約900人を超える数字で推移しています(厚生労働省:平成30年労働災害発生状況公表データ)。組織が売上や利益を優先し、安全衛生管理を軽視してきた結果と考えられます。作業手順を定めていない、定めていても十分な安全衛生教育が行われていない、教育を行っていても従業者に確実に伝達されていないのが現状です。現場では、慣れや過信から手順を逸脱する行為が散見され、その結果労働災害が多発しています。また、近年では、“過労死”や“うつ病”、“ハラスメント”による“心の病気”が増加傾向にあり、それらへの対策も安全衛生管理上の急務な課題となってきています。
この取り組みに対応するSDGs
サービス概要
従業者や協力会社など働く人々の“負傷や疾病を防止”し、“安全で健康的な職場を提供”することを目的に、仕事に関連するケガや病気を防ぐためのシステム(仕組み)を構築します。組織(事業所)の労働安全衛生方針を明確にしたうえで、“働く人”の取り巻くリスクを分析し、評価し、管理していく必要があります。労災事故の発生リスクを低減させ、このことが引き起こす経営への影響を最小限に抑えることが可能になります。そのためのシステム(仕組み)を構築するご提案を致します。
<労働安全衛生コンサルティングの取り組み例>
危険源(リスク)の洗い出し | 組織の活動においての“問題点、課題”(リスク)を調査、分析 |
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労働安全衛生目標管理システムの構築 | 労働安全衛生方針に基づき設定した“目標管理”体制(仕組み)を構築 |
労働安全衛生研修・セミナー | “労働安全衛生”に関する各種研修、セミナーの開催 |
労働安全衛生文書(マニュアル等)の作成 | 組織の運営上に必要な規程、基準、手順書等の文書や記録帳票の“標準化” |
内部監査体制の確立・監査員の育成 | 従業員が自ら組織内をチェックできる体制(仕組み)の確立と“監査員”の育成 |
労働安全衛生監査 | 専門家の見地から監査を実施し、問題点と改善点を報告 |
事故・疾病の予防・改善の枠組みの確立 | 危険を伴う場所の事故予防、心的疾病防止、メンタルヘルス向上策の構築 |
ニーズ対応
下記のようなニーズをお持ちの組織に最適なサービスとなっております。
- 労働災害の発生リスクを組織的に抑制するシステム(仕組み)を構築したい
- 労災による社会的信用の失墜防止や取引上の機会損失を回避したい
- 事業所の安全確保により、従業員に安心感を与え、健康と安全を維持したい
- 災害発生による物理的な損害を軽減したい
- 労働安全衛生に関連する法令順守(コンプライアンス)を推進したい
- 事業所周辺の地域住民や利害関係者に対して、安心を与えたい
- SDGsに対応した取り組みをしたい
価格
取り組みの内容(組織の規模や事業内容)によって個別見積となりますので、別途ご相談下さい。
危険源(リスク)の洗い出し | 10万円(税別)/日 |
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労働安全衛生目標管理システムの構築 | 10万円(税別)/日 |
労働安全衛生研修・セミナー | 10万円(税別)/日 |
労働安全衛生文書(マニュアル等)の作成 | 10万円(税別)/文書 |
内部監査体制の確立・監査員の育成 | 15万円(税別)/日 |
労働安全衛生監査 | 10万円(税別)/日 |
事故・疾病の予防・改善の枠組みの確立 | 10万円(税別)/日 |